哨戒艦爆沈から3年…北朝鮮「1号戦闘態勢に進入」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.27 08:38
北朝鮮が哨戒艦爆沈3周忌となる26日、朝鮮人民軍最高司令部声明を通じ「戦略ロケット部隊と長距離砲兵部隊を含むすべての野戦砲兵軍集団を1号戦闘勤務態勢に進入させる」と発表した。
北朝鮮は声明で、「国の自主権と最高尊厳を守護するためのわが軍隊と人民の断固とした対応意志を実際的な軍事的行動で誇示することになるだろう」としながらこのように威嚇した。
「1号戦闘勤務態勢」はこれまで北朝鮮が使っていなかった用語だ。韓国軍当局は高い水準の戦闘準備態勢だと推定した。また、北朝鮮は「米国本土とハワイ、グアム、南朝鮮(韓国)と周辺地域などすべての敵対象物を打撃することになった戦略ロケット部隊と長距離砲兵部隊を含むすべての野戦砲兵軍集団を1号戦闘勤務態勢に進入させることになる」としながらテポドンミサイルと長射程砲など現在の韓米連合戦力では事前に攻撃を遮断しにくい「非対称戦力」を1号戦闘勤務態勢部隊だとみている。非対称戦力とは片方にはない軍事力、そのため防ぐのが難しい戦力を指す。