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【社説】“北の挑発に10倍報復”の決意を新たにする時=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.26 14:19
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3年前の今日、西海(ソヘ、黄海)で韓国の海軍戦士46人の命が冷たい海の水に浸かった。北朝鮮潜水艇が撃った魚雷に天安(チョナン)艦が攻撃され、沈没しながら戦士たちも一緒に沈んでいったのだ。戦士らのもだえ苦しむ姿を想像して、韓国国民皆がともに体験した悲しみ、怒り、挫折、苦痛が今でも生々しい。平沢(ピョンテク)の海軍2艦隊司令部に保管されている天安艦は、依然として凄惨な姿だ。真っ二つになったまま内部を全てさらけ出している様子は、裂けられんばかりの私たちの胸をそのまま代弁する。その時私たちは、二度とこういうことが起こらないようにしようと、数えきれないほど誓った。

3年が過ぎた今日、私たちはその時の覚悟をどれくらい実践したのだろうか。西海5島地域の防御体制が大きく強化されたことは事実だ。北朝鮮の潜水艦が秘密裏に侵入するのをキャッチするため海底に音響探知機を設置するなどの補完措置も取った。しかし専門家たちは依然として北朝鮮の秘密侵入と奇襲攻撃を遮断するには不足しているという。遺憾なことだ。

 
3年が過ぎた今、北朝鮮はミサイル発射や核実験と共に、対南・対米・対日の核兵器による脅迫をはばかることなく続けている。3年前よりもかえってさらに威嚇的だ。放送局と銀行にサイバーテロまで起こしたと判断されている。北朝鮮の振る舞いは3年前に比べてかえって悪化し、私たちがぶつかっている安保の脅威は、いつにもまして増大している。格別の措置が必要な時だ。

韓米両国が北朝鮮の局地的な挑発に共同対応する作戦計画に合意したことは大きな意味を持つ。北朝鮮が天安艦、延坪島(ヨンピョンド)挑発と同じような、またはそれ以上の大規模挑発をしてくる場合、米軍戦力が報復に向けて動員されるようにしたためだ。韓国軍の弱点を補完できる最善の方案といえる。

しかしそれだけで安住はできない。3年前の悪夢を再確認して、韓国国民皆がもう一度報復の決意を新たにしなければならない。北朝鮮の威嚇を無力化するためにできることが何なのかを絶えず探して準備しなければならない。軍当局は、“挑発時は10倍報復”という金寛鎮(キム・グァンジン)国防長官の公言が言葉だけに終わらないということを、いつでも証明できなければならないのだ。

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