経済状況厳しい韓国…経済副総理が補正予算と利下げの必要性示唆
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.26 09:22
玄オ錫(ヒョン・オソク)経済副総理兼企画財政部長官が追加補正予算と金利引き下げが同時に必要だとの考えを明らかにした。
玄副総理は25日、政府世宗(セジョン)庁舎に初めて登庁し、「財政の健全性も重要だが(財政の)もうひとつの機能である景気安定機能も考慮しなければならない。政策パッケージには当然金融部門が含まれる」と強調した。景気回復のためには追加補正予算編成を通した財政拡大が重要だが積極的な金融政策も必要だという点を強調した発言だ。
玄副総理が政策パッケージに金融部門が含まれなければならないと明らかにしたのは、景気回復のために韓国銀行の基準金利引き下げが必要だという点を表明したものと分析される。玄副総理は、「金融部門の重要な決定は金融通貨委員会という独自の客体で判断する問題だ」と金融通貨委員会の独立性を強調した。その一方で、「少なくとも政策パッケージ内に金融部門が含まれなければならない。そこには金利もあり輸出金融支援もある」と話した。