【取材日記】配管の穴ひとつも対処できないグローバル企業=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.25 13:03
サムスン、LG、ポスコ、SK…。
名の知られた韓国代表企業の名簿だ。しかし最近この名簿は大小の事故を起こした不名誉企業のリストになった。今年に入り対外的に知らされた企業の安全事故は9件。このうち6件は今月に起きた。4日に1件ずつだ。22日には同時多発的に事故が起こった。午前10時にSKハイニックス清州(チョンジュ)工場で塩素ガスが漏れ、同日午後8時にはポスコ浦項(ポハン)製鉄所では火災が起きた。ポスコが世界に誇ってきたファイネックス工場の溶融炉でだ。午後10時には慶尚北道亀尾(キョンサンブクド・クミ)のLGシルトロンの工場でフッ化水素酸などが流出する騒動が起きた。14日に麗水(ヨス)で起きた大林(テリム)産業での事故に対する収拾がまだ終わる前にだ。事故状況を報道する記者らは「またか」を連発した。市民の心配ははるかに大きい。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)には「安全に対する感覚は喪失したのか」「日本で地震により化学物質が漏れ出たという話は聞いたことがない。韓国は地震よりも恐ろしい安全不感症を持って生きている」などの書き込みが相次いだ。