【社説】サイバー攻撃、国家安保レベルで対応すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.21 15:19
20日午後2時ごろ、KBS(韓国放送公社)・MBC(文化放送)・YTNなどの放送局と新韓銀行・農協などの金融機関でシステム障害が発生した。 ハッキングによる悪性コード攻撃の可能性が高く、社会基幹施設のコンピューターネットワークが同時にまひしたという点で、ひとまず外部のサイバー攻撃という見方が説得力を持つ。
韓米合同軍事演習「キーリゾルブ」に対する北朝鮮の強硬発言が続く中で発生したという点で、多くの市民は北朝鮮のサイバー挑発と疑っている。 北朝鮮はすでに昨年6月に中央日報新聞制作サーバーをハッキングしたのをはじめ、2009年7月と2011年3月には政府機関など主要サイトに対するDDoS攻撃、2011年4月には農協ハッキング、2011年11月には高麗大電子メール悪性コード流布などと、対南サイバー挑発を繰り返してきた。 また、北朝鮮は朝鮮中央通信と労働新聞のサイトの接続障害について、15日、「敵対勢力の卑劣な行為」と非難し「傍観しない」と威嚇した。 さらに北朝鮮は対南挑発の本山である軍偵察総局などに1000人規模のサイバー専門組織を運営中という。