<五輪>レスリングの反撃、テコンドーを脅かす
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.21 14:41
2020年オリンピック(五輪)の核心種目(Core Sports)選定過程で悲喜が分かれたレスリングとテコンドーにまた新たな動きが表れている。 五輪除外危機を迎えたレスリングが一団となって復活を狙う半面、一息ついたテコンドーは内部分裂で揺れている。
レスリングは国際レスリング協会(FILA)を中心に五輪種目再進入のために総力戦に入っている。 8日にはラロビーチFILA会長職務代行がジャック・ロゲ国際オリンピック委員会(IOC)委員長に会い、レスリングの改革を約束した。 この席でラロビッチ職務代行はレスリング服から競技規則まで、さまざまな改善策を提示したという。
積極的な努力の成果も表れている。 スポーツ界の一部からは「今年5月にロシアで開催されるIOC執行委員会で、レスリングが正式種目に復帰する。 すでにIOC執行委員の間で共感が形成された」という話が出ている。 19日に開かれた金泰煥 (キム・テファン)大韓テコンドー協会長の就任式に出席した金雲竜(キム・ウンヨン)元IOC副委員長(82)も「レスリングが近く五輪舞台に復帰するとみられる」と述べ、これを確認した。