<フィギュア>表彰台のキム・ヨナは終始笑顔…涙を流さない理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.18 18:09
キム・ヨナ(23)は15日(日本時間)、カナダ・ロンドンのバドワイザーガーデンで行われた2013国際スケート競技連盟(ISU)世界フィギュア選手権女子シングルのショートプログラムでミスなく演技を終えたが、予想より低い69.97点(中間順位1位)を受けた。 審判陣はトリプルフリップジャンプに対してロングエッジ判定をした。
17日(日本時間)のフリーでも妙な雰囲気があった。 キム・ヨナの前に演技をしたカロリーナ・コストナー(イタリア、合計197.89点)、浅田真央(日本、合計196.47点)はミスをしたが、高い点数を受けた。 出場選手のうち最後に登場したキム・ヨナが優勝するためには127.93点が必要だった。 転倒するミスでもすれば、1位を譲りかねない状況だった。
しかし杞憂だった。 「レ・ミゼラブル」の旋律が流れ、キム・ヨナの演技が行われた4分10秒の間、バドワイザーガーデンにはただキム・ヨナだけが存在しているようだった。 キム・ヨナの最後のスピンが終わる前に観客が一人、二人と立ち上がり、起立拍手を始めた。 ショートプログラムで減点を与えた審判陣も拍手を送った。 減点のない“クリーン”演技だった。 女王はこのように私たちの前に帰ってきた。