【コラム】韓米FTAから1年…米国の韓国投資181%増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.15 15:48
1953年に設立された駐韓米国商工会議所(AMCHAM)が今年、還暦を迎えた。 その間、両国の経済関係発展のための多くの成果があったが、中でも韓米FTAが最高の成果だった。
まず、韓米FTAは関税の緩和を通じて、輸出増大および雇用創出に寄与する。 韓国関税庁によると、FTA発効直後から2012年末まで、韓国譲許関税品目の対米輸出は前年同期比8.1%増えた半面、譲許関税除外品目の輸出は2.8%減少した。 消費者はさまざまな品目を適正価格で消費でき、これは物価の安定にも寄与する。
韓米FTAのメリットは関税の緩和だけではない。 「ゴールドスタンダード」(最適の基準)と呼ばれる韓米FTAは、規制の透明性および知的財産権の強化など包括的な制度先進化の内容を含む。 韓国の指導者が韓米FTAを含むFTA戦略を推進したのも、これを通じて国内の制度と慣行の先進化を加速させ、対韓投資の魅力も向上するという長期的な視点があったからだ。