海外メディアが“フィギュア女王”キム・ヨナ（２３）の復帰に期待を表した。

キム・ヨナは１５日（日本時間）、カナダ・オンタリオ州ロンドンのバドワイザーガーデンズで２０１３国際スケート競技連盟（ＩＳＵ）フィギュアスケート世界選手権大会女子シングルのショートプログラムに出場する。大会前の公式練習で、キム・ヨナはジャンプ、スピンなどを完璧にこなし、優勝に対する期待感を高めた。

キム・ヨナの帰還は海外メディアの大きな関心事だった。米シカゴトリビューンは１４日（以下、日本時間）、キム・ヨナの練習場面を詳しく紹介し、「世界で最も才能あるスケーターが２年ぶりに世界選手権に登場する」と伝えた。また「キム・ヨナが適当な緊張感を抱いているのは、韓国と日本のライバル関係のためかもしれない」とし、日本フィギュアの看板、浅田真央との競争にも関心を見せた。さらに「キム・ヨナは通訳を通さず流ちょうに英語を話す」とし、キム・ヨナの英語の実力を高く評価した。キム・ヨナは「私も人間なので必ず良い結果を出したい」と淡々と所感を語った。

ＡＰ通信は「バンクーバーのような完ぺきな演技は期待しにくいが、女王（Ｔｈｅ　Ｑｕｅｅｎ）はまた挑戦することを望んでいる」とキム・ヨナの挑戦を伝えた。続いて「緊張感は想像以上に大きくなったが、キム・ヨナはそれほど気にしていない様子だった」とし「多くの人々は、彼女が依然としてフィギュアスケート界のゴールドスタンダード（真の基準）として残れると思っている。氷上で見せてくれる独歩的な存在感は、彼女をさらに特別にさせる」と称賛を惜しまなかった。

２０１１年以来２年ぶりに世界選手権の舞台に立つキム・ヨナは１５日午前１時４７分（日本時間）、世界選手権のショートプログラムに登場する。