銀行員３年目のチェ・ボヨンさん（２９、女性）は生涯初めての車の購入を控えて悩んでいる。 ２０００万ウォン台前半の現代ｉ３０と３０００万ウォン台半ばのフォルクスワーゲンゴルフのうち、どちらを買うべきか決められないからだ。 チェさんは「両方とも魅力的なハッチバックデザインだが、価格と維持費でｉ３０を選択するか、輸入車オーナーの満足感を考えてゴルフを選択するか、悩んでいる」と話した。

現代自動車がこうした消費者の悩みを解消するため、輸入車比較体験試乗行事を実施すると１１日、明らかにした。 １２日から４月２８日まで２泊３日ずつ計１４回にわたり、約２１０人の顧客を対象に行われる。 現代車の関係者は「輸入車の攻勢が強まっているだけに、国産車の競争力を積極的に知らせるためのイベント」とし「昨年オープンした輸入車比較試乗センターで常時試乗が可能だが、２泊３日の無料レンタル形式で行われるのは今回が初めて」と説明した。

現代車の車種はソナタ、ｉ３０、ベロスター、ジェネシスの４モデル。 現代車はこの４モデルとそれぞれ輸入車代表モデルをペアにして顧客に無料で提供する。 ソナタ－トヨタカムリ、ｉ３０－フォルクスワーゲンゴルフ、ベロスター－ＢＭＷミニクーパー、ジェネシス－ベンツＥ３００またはＢＭＷ５２８ｉだ。

現代車の関係者は「今回の行事は消費者の選択を助ける効果もあるが、何よりも現代車の高まった品質と位置づけを知らせることに大きな意味がある」と述べた。 満２６歳以上の運転免許保有者は誰でも参加が可能で、現代車ホームページ（www.hyundai.com）で申し込める。