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朴大統領「北、武器だけで国を守れない」…強硬メッセージ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.09 10:37
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北朝鮮の挑発の程度が強まる中、朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領は8日、忠清南道鶏竜台で開かれた陸・海・空軍将校合同任官式に出席し、「北朝鮮は核実験と長距離ミサイル開発を強行し、停戦協定を白紙化するとして威嚇している」とし「国民は飢えているのに核兵器などの軍事力にばかり集中すれば、いかなる国も結局は自滅することになる」と強調した。朴大統領は「いくら核兵器が発展しても、武器だけでは国を守れない」とし、このように述べた。

朴大統領は「北朝鮮の挑発に強力に対処する」としながらも対話の道は開いておいた。「北朝鮮が変化の道に出てくれば、韓半島の信頼プロセスを積極的に稼働し、南北が平和に生きていける基盤と祖国統一の道を磨いていく」と述べた。

 
国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議案(2094号)採択で、北朝鮮が南北不可侵合意を破棄するなど緊張が高まっている時期に、「韓半島信頼プロセス」に言及したのだ。朴大統領は就任式当時から対話と支援を約束する対北朝鮮メッセージを送ってきた。就任演説、三一節(独立運動記念日)演説に続いて3度目だ。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は「朴大統領が韓半島信頼プロセスへの言及を漏らさないのは、北朝鮮の変化の可能性を忍耐強く待つという意味だが、自滅という表現を使ったのはいつよりも強硬な対北朝鮮警告メッセージ」と説明した。

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