「日本を他山の石に…」韓国出版界で東日本大震災関連の出版物相次ぐ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.08 14:07
21世紀に入って全世界の人々がテレビの生中継画面を見ながら同時に驚き、戦慄した2つの瞬間がある。2001年9月11日と2011年3月11日だ。米国ニューヨークで起きた9・11テロは人災であり、日本の東北地方を襲った3・11大震災と原発事故は自然災害と人災が重なった複合型大惨事であった。
在日同胞、姜尚中(カン・サンジュン、63)聖学院大学教授は昨年書いた『生きなければならない理由』(四季出版社)で世界の破滅を目撃した後「このような悲惨を体験しても、それでも生きていかなくてはいけないのだろうか」と問いかけた。人類全てに向けられた一種の峻厳な警告の前に彼が提示したキーワードは「生まれ変わり」であった。