【社説】安保非常時局に組織もつくれない韓国安保チーム
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.07 10:47
朴槿恵(パク・クネ)政権の発足と同時に、国が内外で非常時局を迎えている。外では北朝鮮の核挑発と威嚇が激しい。内ではこれに応戦する国家力量が意識・体制の両面で不十分だ。歴代保守政権で最も深刻だ。大統領と与野党ともに責任がある。
外交・安保ラインは穴が開いている。新設された青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長は外交・安保政策を調整し、国家安保会議(NSC)幹事を引き受ける重責だ。それでも政府組織改編案が通過せず、この席は法的な根拠がまだない。金章洙(キム・ジャンス)内定者が青瓦台に出勤すること自体が法的に有効でない。状況を考えれば、まず次官級の従来の職責(危機管理室長)に任命することも検討しなければならない。