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【噴水台】渡辺夫人の帰還、金女史は手をこまねいているのか(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.04 11:30
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江南(カンナム)の奥さん金女史が有名な“財テクの達人”3人を呼んだ。私たちもよく知っている、渡辺夫人、王さん、スミス夫人だ。きょうの案件は円安。金女史がまず火ぶたを切った「問題だ、問題。2カ月間で円が10%以上下がった。日本が突然むやみに金融緩和を進めたせいで先が見えない」。

渡辺夫人、わざとおおげさに震える。「10年前の円安の時ほどではありません。あの時は安い円を超低金利で借り世界の主要先進国の債券に投資(円キャリートレード)して利益がありましたよ。いまは転がす所がありません。米国・欧州の金利もとても低くなり、南米のような新興国は不安です。韓国・中国市場がそれでもましではあるけれど…。まだ私も様子見です」。

 
渡辺夫人の目が輝く。獲物を狙う時の目つきだ。もっとも、円安効果はすでになかなかなものだ。日本企業の株価が上がり企業は活気を取り戻している。「世界を相手に再び“賭け”に出る時がきている」。にっこりと口元に浮かぶ笑みこらえることはできない。だが、憂いの表情はない。

スミス夫人が手伝う。「日本は数年苦労したではないですか。景気低迷に失業に。金融緩和で経済再生に出るだけのことはあります」。これがなぜ突拍子もない話? 元祖マネープリンティングは米国でなかったか。2008年の金融危機後、ヘリコプター・ベンだか何かが空からお金をばら撒いたのではないか。そのように広がったお金でスミス夫人が「ハイリスク・ハイリターン」の投資に出て相当な利益を得た事実は天下がよく知っているところだ。「5年前の世界金融危機以後、韓日間の為替相場格差が60%にもなったですって? そのおかげで韓国経済が大丈夫だったならいまは譲歩もしなくちゃ」。


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    2013.03.04 11:30
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