韓国前高官「北政権を揺さぶるほどの核放棄圧力を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.28 10:31
「北が核を放棄しなければ、核のために政権が滅ぶほどのレベルの制裁を加えなければならない。金正恩(キム・ジョンウン)に核と政権のうち二者択一をさせるのが、北核を対話で解決する唯一の方法だ」。
千英宇(チョン・ヨンウ)前青瓦台 (チョンワデ、大統領府)外交安保首席が27日、中央日報とのインタビューでこのように述べた。千前首席は2010年10月、李明博(イ・ミョンバク)政権の最後の外交安保首席に就任し、25日に退任するまでの2年4カ月間、外交安保の指令塔を務めた。
千前首席は北朝鮮の核能力について、「日本の広島と長崎に投下された原子爆弾に比べ、3分の1-4分の1ほど爆発力を確保した水準」とし「北の核技術力が向上したという点のほか、北に核があると信じさせたという点で、より大きな目的を達成した」と評価した。また「核兵器の段階に達するには、より多くの核実験が必要になるだろう」と分析した。