前大韓体育会長「レスリング、改革不足で悲運の五輪除外」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.28 09:38
朴容晟(パク・ヨンソン)前大韓体育会長(73)がオリンピック(五輪)正式種目から除外されたレスリングの関係者に厳しい忠告を残した。
朴前会長は27日、ソウル泰陵選手村のチャンピオンハウスで開かれた第37代大韓体育会長離任式に先立ち、記者懇談会を開いた。
朴前会長は「スイス・ローザンヌで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)執行委員会の期間、あるIOC関係者から『レスリングが除外される可能性もあるので驚かないでほしい』という話を聞いていた」と明らかにした後、「レスリングの関係者に『面白みが落ちるグレコローマン種目を果敢になくし、女子部を導入するよう助言したが、拒否された。その間、国際レスリング連盟が変化の努力を怠るなど、多くの問題が積もったことで、五輪除外の悲運を迎えたようだ」と話した。