尖閣・北核問題をにらんで…中国、党・軍・政統合外交司令部を設置へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.21 15:42
中国外交を総括する全方向外交司令部が設置される。 従来の外交部と共産党対外連絡部に二元化されていた外交ラインを一元化したヘッドクォーターだ。 多元化している外交環境に能動的に対処するほか、最近の北朝鮮核問題や領土紛争などの国家懸案に効果的に対処できなかったという分析のためだ。
20日、北京の外交消息筋によると、新しい外交総括組織は外交部と党、軍はもちろん、国務院(行政府)傘下機関の対外責任者で構成され、常設機構として運営される。 組織の名称はまだ確定していない。 この組織は外交懸案や政策に関し、外交部と党から報告を受け、各機関代表と意見を調整し、その結果を国家指導部、中央外事工作領導小組(組長、胡錦濤国家主席)に報告する。 外事工作領導小組は党中央政治局外事関連組織で、国家主要懸案が発生する場合に最終意思決定のために招集される非常設組織。