【取材日記】つまらないレスリングが自ら招いた“五輪除外”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.14 16:25
13日、京畿道竜仁市のサムスントレーニングセンターで会った2012ロンドンオリンピック(五輪)レスリングの金メダリスト、キム・ヒョンウ選手(25、サムスン生命)は「夢を見ているようだ」と語った。 「本当にレスリングが五輪から外れるのか」と繰り返し、「レスリングの歴史は非常に長いのに、まさか…」とつぶやいた。 1992バルセロナ五輪の金メダリスト、アン・ハンボン監督(45、サムスン生命)も「信じられない。 夜も眠れなかった。 後輩たちに何と話せばよいのか分からない」と言ってうな垂れた。
レスリングが2020年五輪から外れる危機に直面している。 国際オリンピック委員会(IOC)執行委員会は12日、レスリングを2020年大会から採択する25核心種目(Core Sports)から外すことを決めた。 国内レスリング界には衝撃が走った。 歴代五輪の種目別メダル獲得数は柔道(40個)に次ぐ2位(35個=金11・銀11・銅13)で、長いあいだ韓国国民に愛されてきた種目だったため、ショックは大きかった。