【噴水台】北朝鮮の核実験で株買いの機会、いつの間に慣れてしまったのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.14 11:50
北朝鮮が3度目の核実験を行った12日午後。習慣のように友人Cに電話をした。Cは証券会社役員だ。「市場はなぜこうなんだ。ちょっと劇的に流出しなければならないのではないか」
「学習効果だ。昨年流行した笑い話もあるじゃないか。韓国人だけ知らない3種類。まず、韓国がどれだけ良い暮らしをしているのか知らない(選挙の時に常に「生きていけない、変えてみよう」と言う)。2番目に日本と中国がどれだけ恐ろしい国か知らない(いつでもやってやると飛びかかるのはもちろん、蔑称で呼び無視する)。3つ目は北朝鮮がどれだけ大きな脅威か知らない(ミサイルでも核爆弾でもいくら撃っても目を動かしもしない)。まさにそれだ。習慣になりとても淡々とするようになった」
KOSPIはその日5ポイント下落した。核実験のニュースが伝えられた午後0時10分ごろ一度揺れ動き、20分余り後に10ポイント下がったがそこまでだった。マートでは買い占めが起きなかったし、ウォンはむしろ上昇した。ニュース画面の中で市民は物静かなことこの上なかった。「何か特別なことがあるだろうか。日常生活を熱心にするのが答でしょう」。通常の平穏な日と変わらなかった。さらにあきれたのは外国人まで韓国株をさらに買い入れたということだ。個人投資家はそうだとしても外国人までなぜ?Cの解説が続いた。