韓国カカオトーク「事業モデル、LINEがすべて真似て…」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.08 11:30
京畿道城南市盆唐区三坪洞の板橋テクノバレー681番地のビル。最近ここでは妙な緊張感が流れる。この建物の6階はモバイルメッセンジャー「カカオトーク」の運営会社カカオが使用している。4階にはNHNのソフトウェア教育機関NHNネクストが先月29日に入居し、NHN開発担当の重役が出入りする。問題は、両社がそれぞれモバイルメッセンジャー「カカオトーク」と「LINE」で競争関係にあるという点だ。ある業界関係者は「張り詰めた空気がある」と語った。両社の職員がエレベーターや食堂で会うことが多く、言葉にも注意しているという。
モバイルメッセンジャー市場でカカオとNHNの葛藤が深まっている。発端は「LINEがカカオトークの事業モデルを真似た」というカカオ側の不満だ。2010年から急成長したカカオトークは、大規模な使用者層を基盤に昨年下半期から収益事業を始めた。自分の感情をキャラクターやイメージで表現する「イモティコン」、企業や芸能人広報用の「プラスカカとも」などだ。ところが1年後に登場した、NHNのLINEが似たサービスを出した。カカオトークのゲーム最高ヒット作「アニパン」も似たゲーム「LINE POP」としてLINEに登場した。LINE POPは約10日間で1200万ダウンロードを記録した。