サムスンを離れた外国の人材、韓国企業特有の“シゴキ”文化に…(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.08 10:01
◆「製造業マインド」耐えられない海外人材
李会長は2011年社長団に「ソフトウェア・デザイン・サービスなどソフト技術が重要になっている」と指摘した。以後サムスンはソフト職群を新設して約3万2000人のソフトパワー人材を構築した。だが、本来外国の研究組織で有能なソフトウェア人材が次々に離脱する状況が起きている。続く夜勤や業務圧迫、上司の命令に服従など韓国企業特有の「シゴキ」文化に耐えることが出来なかった外国人開発者がサムスンを離れるのだ。サムスン電子の海外駐在員Aさんは「現地採用の人材が一番よく知っている韓国語が「やれ!」(「やれといわれたら何でもやらなければならない」の略語)」として「過程と関係を重視する外国人材が成果中心の文化的異質感を克服できず1年も経たないうちに会社を離れている」と話した。