「北ミサイル宇宙迎撃、技術的に可能…中国の反対でできず」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.02.05 15:10
北朝鮮の核実験が秒読み段階に入った。 09年4月5日に「銀河2号」ミサイルを発射してから約50日後に核実験を行ったパターンの繰り返しだ。 核弾頭製造のための実験とミサイル試験は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発用だ。 しかし当時とは違い、今は「銀河3号」の主要部品を韓国軍が西海(ソヘ、黄海)の海底から引き揚げ、北朝鮮の核能力の軸であるミサイル能力を直接確認している。 しかし軍は部品の製造場所は公開したが、能力については言葉を控えている。 これについて米マサチューセッツ工科大(MIT)のセオドア・ポストル教授に電子メールインタビューで尋ねた。 ポストル教授は09年、北朝鮮のミサイルがソ連製スカッドミサイルを基礎にしたもので、イランのミサイルと似ていると公開した有名な科学者だ。
--北朝鮮の「銀河3号」1段目の残骸から、ミサイル能力が高まった点は発見されたのか。
「見られなかった。 私たちの従来の評価を変える必要性は感じなかった。 昨年4月13日に失敗した銀河2号と同じように、今回発射したものもノドンミサイルシステムを基盤にしている。 離陸重量と射程距離も私たちの当初の内部評価ほど大きくない」