米中「ニュースターウォーズ」…冷戦再来?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.29 10:23
冷戦末期の1980年代、米国とソ連の大気圏外ミサイル迎撃軍備競争、「スターウォーズ」が再現されている。今回は相手が変わって米国と中国だ。
28日の中国国営新華社通信によると、中国軍は前日、自国領土内にある軍事基地から仮想の敵にミサイルを発射した。ミサイルが大気圏を抜ける時間を計算し、地上基地から迎撃ミサイルが発射された。中国国防省の関係者は「迎撃試験が所期の目的を達成した」と述べた。今回の試験は中国版ミサイル防衛(MD)体制の構築が成功したことを意味する。
ミサイル迎撃は中国軍が構築した「戦闘管理体制」に基づき進行されたと、新京報は伝えた。このシステムは、敵のミサイルを探知する感応システムと迎撃システム、総合的戦闘管理システムで構成されている。これを受け、ミサイル迎撃と同時に、陸上基地と海上艦艇からミサイルを発射し、発射地点を打撃した。