北朝鮮制裁で足並みそろえる米中、北朝鮮は追加核実験ほのめかす
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.24 09:00
北朝鮮が23日、外務省声明を通じて非核化議論の廃棄を宣言した。国連安全保障理事会が北朝鮮の長距離ロケット打ち上げに対する追加の北朝鮮制裁決議案第2087号を採択したことに対する反発だ。北朝鮮はさらに追加の核実験まで予告し、韓半島情勢は緊張状態に差し掛かっている。来月25日の発足を控えた朴槿恵(パク・クンヘ)政権は引き継ぎ委員会で対北朝鮮政策をまとめる段階から突出変数に出会うことになった。
この日米国と中国を含む15の理事国が全会一致で通過させた安保理決議案の骨子は金融取り引き中断と海外旅行の禁止だ。核やミサイル開発に使われると疑われる物品は安保理の禁輸対象でなくても国連加盟国の判断により輸出入を統制できるようにした「キャッチオール規定」が初めて盛り込まれた。
ロケット打ち上げを主導した朝鮮宇宙空間技術委員会と武器取り引きを支援した東方銀行など6団体と衛星打ち上げ責任者のペク・チャンホ衛星統制センター所長ら4人を制裁対象に追加した。