中国産プーアル茶から農薬…有機偽装で高値販売=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.23 16:23
「有機栽培茶」として販売中の一部の中国産輸入茶からビフェンスリンなど農薬成分が検出された。 有機栽培茶の認証を受けるためには、該当成分が検出されてはならない。 有機栽培茶でないにもかかわらず、有機栽培と偽って高値で販売したということだ。
韓国消費者院は22日、「オークション・11番街などオープンマーケットで販売中の有機栽培茶6種類を検査した結果、『雲南プーアル茶 百年歳月』と『有機農ジャスミン茶』から残留農薬が検出された」と明らかにした。
プーアル茶からは殺虫剤成分のビフェンスリンとサイパーメスリンが、ジャスミン茶からはビフェンスリンなど7つの農薬成分が検出された。 ビフェンスリンは呼吸困難やけいれんを引き起こすおそれがある。 サイパーメスリンは世界野生動物保護基金(WWF)が指定した内分泌かく乱物質67種類の一つだ。