「失われた20年」 日銀の独立時代に幕、韓国も…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.23 09:37
日本銀行(日銀)の独立時代が事実上、幕を下ろした。日銀は22日に終わった今年最初の金融政策決定会合で物価上昇目標を1%から2%に引き上げた。白川方明日銀総裁は声明書で、「できるだけ早期に実現することを目指す」と発表した。安倍晋三首相の無制限“マネープリンティング”要求に屈服したのだ。
白川総裁は「2014年1月から毎月13兆円を投入し、国債や社債を買い入れる」とし「買い入れ期限は(米国のように)定めていない」と述べた。安倍首相は昨年の総選挙で、「日銀はデフレ(物価下落)阻止に微温的」とし「私たちが執権すれば、物価上昇目標を2%に引き上げ、よりいっそう攻撃的に金融を緩和する」と述べた。安倍首相は執権後、日銀に圧力を加えた。白川総裁は「2%を中期(3-5年)目標にするのが望ましい」と抵抗した。