老後資金なく…高齢でも働き続ける韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.14 17:08
韓国の高齢者は労働市場に参加する比率が世界最高レベルで、職場から完全に引退する年齢も最も遅いことが分かった。年金など高齢者福祉システムが十分に整っていない中、子どもの教育費などのため老後生活資金を蓄えていないためと解釈される。
経済協力開発機構(OECD)が13日に出した報告書「高齢化と雇用政策」によると、韓国高齢者(65-69歳)の2011年の雇用率(人口に対する就業者数)は41%で、OECD32カ国の平均(18.5%)の倍以上だった。この雇用率はアイスランド(46.7%)に次いで世界2番目で、日本(36.1%)はもちろん、米国(29.9%)、カナダ(22.6%)、英国(19.6%)、ドイツ(10.1%)など主要先進国を大きく上回る。