品質高まる中国産、価格低下の日本産…“逆サンドイッチ”韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.14 09:00
サムスン経済研究所のボク・ドゥクギュ研究委員は「中国の中間材産業は巨大内需市場を背景に規模の経済を実現し、コスト競争力まで高めている」とし「M社と取引がなくなった部品業界のように、生存まで脅かされる韓国素材・部品会社が続出するだろう」と述べた。
中国産業界の技術躍進は韓国企業の新産業進出も阻んでいる。半導体・太陽電池に入るポリシリコン分野は、中国企業が08年に先進国企業の技術移転を受け、わずか4年で世界供給量の3分の1を占めている。初期1キロ当たり70ドル以上だった生産コストも最近は20-40ドルとなっている。全国経済人連合会のイ・チョルヘン企業政策チーム長は「中国発の供給過剰現象が発生し、韓国企業はポリシリコン業進出は考えることもできなくなった」と述べた。