【社説】親戚・側近赦免説、恥ずかしくないのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.10 11:49
青瓦台(チョンワデ、大統領府)が昨日、特別赦免を検討していることを認めた。任太熙(イム・テヒ)元大統領室長が「過去にも新しい王が出てくれば獄門を開いたといわれる。赦免は政権が交代する時期に大和合措置として前向きに見る面がある」と述べたのはわずか4日前だった。今度は青瓦台が「経済界・宗教界を中心に国民大和合レベルで特赦要請の声があるのは事実」と明らかにした。青瓦台は「時期や対象は決まっていない」と話したが、誰がその言葉を信じるだろうか。
李明博(イ・ミョンバク)大統領が退任を2週後に控えた時点である旧正月連休を契機に赦免するというのは、既定事実とみられる。さらに李大統領の実兄の李相得(イ・サンドゥク)元議員、昨年12月に上告をあきらめた崔時仲(チェ・シジュン)元放送通信委員長、千信一(チョン・シンイル)元世中ナモ会長、李大統領の親戚の金在ホン(キム・ジェホン)元KT&G福祉財団理事長らの名前が挙がっている。