「現実主義者の安倍首相、当分は“低空飛行”」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2012.12.31 13:11
「ワシントンが安堵する声がアジアまで聞こえてくるようだ」。ニューヨークタイムズ(NYタイムズ)は、16日の日本総選挙と19日の韓国大統領選挙の結果を伝え、このように表現した。朴槿恵(パク・クネ)次期大統領と安倍晋三首相ともに保守色を帯び、米国との関係を重視するという共通点を取り上げながらだ。
しかし安堵できる部分はそこまでだ。過去の歴史・領土問題をめぐる韓日関係の複雑な方程式のためだ。同紙も「今後、北東アジア情勢は米国政府が考える以上に複雑に動くだろう」と指摘した。