【コラム】朴槿恵政権の“北朝鮮対応”(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.26 16:07
今回の韓国大統領選挙期間中、北朝鮮では数え切れないほど多くの論評、記者会見、声明、寄稿が見られた。 大統領選挙でイシューに浮上した西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)論争はもちろん、朴槿恵(パク・クネ)議員の外交安保統一公約や維新復活論争が主な対象だった。 韓国大統領選挙で北朝鮮が自分たちの“選挙運動”を行ったのだ。
選挙がある度に行われる北朝鮮の“選挙運動”が結果に及ぼす影響はほとんどないため、韓国国内のメディアはほとんど注目しない。 しかし今回はやや特異な例があった。 1日に祖国平和統一委員会(祖平統)書記局が朴槿恵候補を相手に出した「公開質問状」だ。 参考に祖平統名義で出てくるものは、労働新聞などに掲載される各種論評とは違い、南北関係懸案に対する北朝鮮当局の公式立場を知らせる目的を帯びているのが普通だ。