グローバルホーク韓国配置なら…金正恩の30センチの動きまで精密監視可能
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.26 14:28
ノースロップ・グラマン社が製作した高高度無人偵察機(HUAV)「グローバルホーク」が導入されれば、休戦ラインから平壌(ピョンヤン)近隣まで北朝鮮軍の動向を精密監視できる。 20キロ上空から高性能合成開口レーダー(SAR)を通じて、地上の大きさ30センチの物体の動きをとらえ、これに基づいて分析が可能になる。 休戦ライン南側からも地上の北朝鮮軍の動きを手に取るように見えるのだ。 このためグローバルホークは「飛び回る諜報衛星」と呼ばれる。
中国を牽制する効果も狙える。 作戦半径が3000キロにのぼるため、北朝鮮全域はもちろん、ソウルから1000キロ以内にある北京を含め、中国の相当地域を監視できる。 米国の立場では、グアムや沖縄基地よりはるかに近い位置で中国の情報を得られるということだ。