「金正男、身辺の脅威のためマカオを離れて現在は…」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.26 09:16
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の長男で、マカオに滞在していた金正男(キム・ジョンナム、41)が昨年12月末、平壌(ピョンヤン)を極秘裏に訪問し、父の遺体の前に現れたことが確認されたと、韓国政府当局者が25日明らかにした。
金正男の一時帰国は、叔母の金敬姫(キム・ギョンヒ)労働党秘書(66)が、金正日の後継者で金正男の異母弟の金正恩(キム・ジョンウン、28)を説得したのが決定的な契機になったと、この当局者は伝えた。金正日の死去(昨年12月17日)直後、一部の海外メディアは金正男の平壌行きを報道したが、政府当局者がこれを公式確認したことはなかった。また、金正恩と関係がよくない金正男が平壌(ピョンヤン)入りできた理由も明らかでなかった。