<韓国初女性大統領・朴槿恵が歩んできた道>(上)34年ぶりに青瓦台に戻る大統領の娘(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.20 14:48
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1976年春。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の庭園で並んで立つ朴槿恵(パク・クネ)氏と朴正熙(パク・チョンヒ)大統領(写真=中央フォト)。
朴槿恵(パク・クネ)が34年ぶりに青瓦台(チョンワデ、大統領府)に戻る。朴槿恵は1979年11月21日、父・朴正煕(パク・ジョンヒ)元大統領の9日葬が終わった後、妹の槿玲(クンリョン)、弟の志晩(ジマン)と寂しそうに青瓦台を離れた。
朴槿恵が2013年2月25日、国民の歓呼の中、第18代大統領として青瓦台に入城する。かつて教授を夢見た大統領の娘が韓国初の女性大統領になるまで、朴槿恵が歩んできた人生は、決して平坦な道ではなかった。両親を凶弾で亡くし、自分の命まで狙われるテロもあった。野党代表を務めたが、大統領党内選挙で敗北した後、非主流も経験した。朴槿恵の運命を分けた10場面を選んだ。
<1>1974年に母が死去