<韓国大統領選>安保不安感に韓国中壮年層が“反乱”(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.20 09:29
勝利は結局、産業化勢力がつかんだ。産業化世代の後えいであるセヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補と、民主化勢力を代表する民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補の勝負の結果だ。
朴槿恵候補の勝因はまず、50歳以上の有権者の圧倒的な支持だ。中壮年層の“反乱”が朴候補を後押ししたという分析だ。有権者の40%にのぼる50歳以上の壮年層は普段はネット上での書き込みやSNSの活用が少なく、若い世代に比べて世論形成能力が劣る。このためインターネットポータルやツイッターなどでは若者の意見が主流となり、これが国民全体の世論と誤認されることも多い。