李大浩（イ・デホ、３０）が負傷すればオリックスにとっては災難だ。来年のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）に出場する李大浩を、オリックスが特別管理することにした。

村山良雄オリックス球団本部長は１９日、日本の日刊スポーツに「ＷＢＣ韓国代表チームに球団専属通訳を同行させる方針」と明らかにした。この通訳はマッサージまでできる１人２役のマルチプレーヤー。村山本部長は「やはりけがが怖い」と理由を明らかにし、「韓国側から承諾を受けた」と説明した。この通訳は大会期間中、韓国代表に帯同し、李大浩のコンディションを管理する。

李大浩はオリックスの核心戦力だ。今季２４本塁打・９１打点でパリーグ打点１位になり、日本進出初年から４番打者としての役割を果たした。今季リーグ最下位に終わったオリックスは森脇浩司監督を選任し、来季のポストシーズン進出を狙っている。李大浩がけがをすれば目標達成は難しい。

同紙はまた「オリックスがイタリア代表チームから投手アレッサンドロ・マエストリの招集通知を受けた。球団独自に設定する制限投球数をイタリア側に伝える」と報じた。今年７月に入団したマエストリは８試合に登板し、４勝３敗、防御率２．１７をマークした。