<韓国大統領選>李正姫候補の辞退で朴・文候補が1対1テレビ討論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.17 17:52
第1・2回テレビ討論で“轡が取れた猛獣”役をした李正姫(イ・ジョンヒ)候補が辞退した中、セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補と民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補が16日、KBS(韓国放送公社)スタジオで向かい合って座った。 最初で最後となる1対1の真剣勝負をするためだ。 席の配置も両候補の2者対決を浮き彫りにするためのものだった。
6時間前に統合進歩党の李正姫候補が電撃辞退したことで時間的に余裕が生じ、討論形式は4つのテーマ別に質問・答弁および反論・再反論まで認められた。 両候補がすべてを注ぎ込む討論だった。 全国教職員労働組合(全教組)・半額大学授業料・女性の安全などほとんどすべてのテーマで、文候補は李明博(イ・ミョンバク)政権の政策の失敗と結び付けて攻撃すると、朴候補は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時からの問題だとして反撃した。 逆に朴候補が盧武鉉政権の失政を主張すると、文候補は現政権の責任論で防御した。