7.8センチの雪に埋まるソウル…6日朝の気温は氷点下10度
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.06 09:20
5日正午、ソウルの江西(カンソ)大橋に近い江辺(カンビョン)北路。一山(イルサン)から九里(クリ)方向に向け走行中の車両が一斉にハザードランプを点灯し、時速10キロメートル未満ののろのろ運転を始めた。この日午前11時から降り始めた雪が突然強まったためだ。気象庁によると正午から1時間の間にソウル地域だけで3センチ近い大雪が降った。この日1日でソウル地域に降った雪は7.8センチ。12月上旬の積雪量としては32年来の大雪となった。2時間で九里方面に向かう江辺北路上り線では10件余りの交通事故が同時多発的に起き深刻な渋滞が起きた。チョ・ジョンホさんは「雪が突然降り始め、1キロメートルごとに追突事故を1件ずつ目撃した。江西大橋から麻浦(マポ)路へ抜けるのに2時間以上かかった」と話した。オリンピック大路と江辺北路など都市高速道路と世宗路(セジョンロ)、テヘラン路など主要道路も駐車場に変わった。
各地で交通事故が相次いで発生した。正午ごろ西海岸高速道路の瑞山(ソサン)インターチェンジ付近で大型タンクローリー1台がスリップ事故を起こし1時間にわたり通行がまひした。午後0時5分ごろには仁川(インチョン)空港高速道路シンブルインターチェンジ近くでは10台が絡む追突事故が起きた。