金正日霊柩車護衛していた4人衆はどこへ、金正恩の軍人事(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.30 11:40
北朝鮮軍部強硬派を代表するキム・ギョクシク(72)隊長が韓国の国防部長官に該当する人民武力部長に任命されたことが把握された。政府当局者は29日、「北朝鮮当局の公式発表はなかったが、最近の対北朝鮮関連諜報と金正恩(キム・ジョンウン)儀式序列などを考慮した場合、武力部長起用が確実とみられる」と話した。この当局者は「キム・ギョクシクは今月に入り、キム・ギナム労働党秘書の次に呼称されるなど、軍最高位職位を受けた兆候が現れた」と付け加えた。
キム・ギョクシクは黄海道海州(ファンヘド、ヘジュ)地域を掌握する4軍団長であった2010年3月天安(チョナン)艦爆沈挑発を主導した人物と指定された。また、同年11月延坪島(ヨンピョンド)砲撃を指揮するなど、北朝鮮西部戦線と西海(ソヘ)北方境界線(NLL)一帯の挑発を指揮したと韓国軍当局は把握している。軍エリート養成機関である剛健軍官学校出身である彼は金正日(キム・ジョンイル)が幹部の前で「キョクシクは私と上下関係のない友達」と言及するほど信任を受けていたとわかった。