【時論】中国経済の大転換、韓国には機会だ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.29 11:41
中国が咳をするだけで韓国経済はインフルエンザにかかる時代だ。依存度がとても高い。輸出の約24%が中国向けだ。中国の消費者が韓国の業界地図を変えたりもする。そんな中国経済が停滞している。今年第3四半期に中国の経済成長率は7.4%で、7四半期連続で下落した。当然対中輸出が危険になるほかない。毎年2桁を記録した輸出増加率は今年に入り9月までで前年同期比0%水準に落ちた。ちょうどこんな時期に習近平時代の幕が上がった。習近平時代の韓中経済協力は果たしてどのように進むだろうか。
まず中国のマクロ経済指標から見てみよう。中国政府は成長率鈍化の懸念から9月に強力な浮揚カードを切った。大規模投資プロジェクトを再び許可し、通貨供給も増やした。中央政府はすでに第3四半期だけで総額5兆元を超える大規模投資を承認した。政府が決心さえすれば投資財源調達は問題ではない。国有金融機関を動員すれば良いという話だ。地方政府はこれをよく知っている。政府の意図を読んで一歩先を行く。中国政府の動きだけで見るなら、経済指標が悪い時が逆説的にも良いビジネスチャンスであり、好況が続けばむしろリスク管理が必要という話だ。