韓国ロケット「羅老」 540秒を乗り越えろ…きょう最後の挑戦(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.29 08:39
韓国から打ち上げる初の人工衛星搭載ロケット「羅老」(KSLV-1)が宇宙の扉を開く準備を終えた。打ち上げを翌日に控えた28日、全羅南道高興の羅老宇宙センター発射台で約6時間にわたり行われた総点検(リハーサル)の結果、異常は見つからなかった。
韓国航空宇宙研究院の羅老宇宙センターはこの日、打ち上げ時間帯別に関連装備と「羅老」を点検した結果、問題点はなかったと公式発表した。しかし韓ロ技術陣は先月26日にも打ち上げ直前に予期せぬ状況が発生しただけに、緊張を維持している。総点検とはいえ、実際にはヘリウムガスや液体酸素、燃料などは注入していないため、打ち上げ直前に変数が発生する可能性も排除できない。