【中央時評】金正恩の北朝鮮は変化しているのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.27 17:06
来年は南北関係が改善すると、ほとんどの人が考えている。 楽観主義者は金正恩(キム・ジョンウン)の若い夫人と現代的ライフスタイルを挙げている。 また金正恩が権力を軍部から労働党に移しているという証拠もある。 叔母の夫である張成沢(チャン・ソンテク)の影響力はさらに強まった。
最近モンゴルで開かれた朝日交渉に出席した日本当局者は、北朝鮮代表団が以前に比べてはるかに自信を抱き、余裕がある姿だと語った。 過去には軍部統制の手中にあった彼らが、準備された発言だけを朗読するレベルだったということだ。 日本当局者はこうした変化が張成沢によるものだと指摘した。 軍部が運営していた2つの貿易会社が内閣に移管され、総参謀長の李英鎬(リ・ヨンホ)が突然解任されたりもした。 これと同時に北朝鮮では金正恩偶像化宣伝が進行中で、彼の権力が強化されていることを見せている。