【噴水台】日仏より韓国の新生児が幸福というので私も幸せだ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.27 09:01
知人がカカオトークに送ってきた「現実感のある最近のことわざ」を読んで笑いうなずいた。いくつか紹介する。「遅れたと思った時は手遅れだ」「行く言葉がきれいならば軽んじられる」「早く起きた虫が早く捕まえられる」「あしたすべき仕事をきょうに前倒しするな」「ちりは積もってもちり」「献身すれば履き古した履物になる」「逆境を踏んで倒れる」「最近の親孝行はセルフ」…。正統・主流議論を一瞬にしてひっくり返してしまう鋭いパロディだ。世間に作用する真実の一端を抱いており、そのまま笑って通り過ぎることはできない。
「幸福は成績順ではない」という。これも間違いだ。経験則では成績が良かった人が後で幸せになる確率がどうしてもさらに高い。私たちは冷静な現実と、こうだったらという希望・当為の社会をたびたび混同する。いや、混同したがる。主観的現実があまりに余裕がないせいだろう。