使用済み核燃料貯蔵庫、早ければ2015年に用地選定=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.21 10:32
原子力発電の過程で生まれる高レベル放射性廃棄物の「使用済み核燃料」を保管する場所が早ければ2015年に決まる。これに先立ち世論を取りまとめる公論化委員会が来年上半期に設立される。ずるずる引き延ばされてきた核燃料処理問題が本格化するのだ。
韓国政府は20日、金滉植(キム・ファンシク)首相主催で知識経済部、教育科学技術部長官らが参加した原子力振興委員会を開き、こうした内容の使用済み核燃料管理案を議決した。政府が使用済み核燃料の管理方向を公式に表明したのは、2004年にこの問題を国民的コンセンサスの下で推進すると発表してから8年ぶりだ。