<オバマ氏再選>米中関係、当分は対立避ける方向へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.08 09:59
オバマ米大統領の再選確定翌日の8日、中国は第18回共産党全国代表大会を開催し、新しい指導者を選出する。習近平国家副主席は今回の党大会で総書記に選出された後、来年3月には胡錦濤国家主席から主席のポストを引き継ぐ。「オバマ-習近平(O-X、Obama-Xi Jinping)時代」が本格的に開かれるのだ。
米中両国の指導部が陣容を一新することで、グローバル政治の地形図にも少なからず変化が生じる見込みだ。オバマ大統領と習近平国家副主席は今年初め、ホワイトハウスであいさつを終えた。習副主席は2月、次期中国指導者の資格で米国を訪問、両国関係を「戦略的協力者」と規定し、オバマ大統領との関係を築いた。「山があれば道をつくり水があれば橋をかけよう(逢山開路遇水搭橋)」と述べ、米国との協力を強調した。外交的ジェスチャーではあるが、習副主席は米国国民に好印象を与えたという評価を受けた。