外国人学校入学のため偽装離婚・結婚する韓国の母親
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.07 14:04
#ソウル江南(カンナム)に暮らす中堅企業家の夫人オさん(46)は昨年、夫と偽装離婚をした。子どもを外国人学校に入学させるために接触したブローカーが教えた方法だった。現地でエクアドル国籍の外国人と偽装結婚をしたが、国籍の取得はうまくいかなかった。ブローカーはその代わり海外同胞の偽国内居所申告証を渡し、オさんはこれをG外国人学校に提出して子どもを入学させた。
#中堅企業家の夫人ベクさん(36)は子ども3人を米国で遠征出産し、米国市民権者の資格を取得させた。長男と二男は問題なく外国人学校に入学させたが、三男は法律が変わったため親の外国国籍が必要になった。ブローカーに4000万ウォン(約290万円)を支払い、自らグアテマラに行って偽造パスポート(旅券)を受けた。しかしブローカーは「入学を志望している外国人学校がグアテマラ国籍を受け入れてくれない」と説明してきた。ベクさんはやむを得ずホンジュラスのパスポートまで偽造してほしいとブローカーに頼んだ。
#ソウル江南に暮らす医師の夫人イさん(38)は子どもを外国人学校に入学させるため、ブローカーにドミニカ共和国のパスポートを頼んだ。1カ月後、パスポートではなく、カラープリンターで出力したドミニカ共和国のパスポートの写本を受け、外国人学校に提出した。子どもの出生地はドミニカの地方都市と記載されていた。