サムギョプサルから出る発がん物質はラーメンの1万倍=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.05 11:46
サムギョプサル(三枚肉)に焼酎を楽しみ、ラーメンのスープで口直しをしていた友人。ある日ラーメンは食べないと箸を置いた。発がん性物質のためとのことだ。最近即席ラーメンからベンゾピレンが検出されたというニュースを見たといい憤慨していた。
だが、彼が拒否したラーメンには1個(約600グラム)当たり0.000005マイクログラムマイクログラムのベンゾピレンが入っているだけだ。ならばその友人が好むサムギョプサルにベンゾピレンは入っているだろうか。消費者保護院の資料によるとサムギョプサルを少し黄色くなるまで焼くと1キログラム当たり16マイクログラム、カルビを強く焼けば最高480マイクログラムのベンゾピレンが検出された。
ベンゾピレンは私たちがなにげなく食べている食品に多く含まれる。焼き魚、サムギョプサル、フライドチキン、ポップコーン、ごま油、カモの燻製などが代表的な食品だ。食品安全研究院の資料によるとフライドチキンとポップコーンに含まれるベンゾピレンの量は1キログラム当たり平均0.3マイクログラム、焼き魚は0.1~0.3マイクログラム、ごま油とサムギョプサルは0.08マイクログラム程度だ。サムギョプサルを食べればラーメンを食べるより1万倍多いベンゾピレンを摂取することになる。