<発がん物質検出ラーメン問題>解決の機会を逃していた韓国食薬庁
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.30 08:32
食品医薬品安全庁(食薬庁)は食品安全の最後の砦だ。国内外の食品・薬品関連情報を集めて分析し、混乱が生じないよう整理する。こうした役割を果たすために、保健福祉部本部体制だった組織が大幅に拡大され、1998年に独立した。
その食薬庁が混乱の震源地となった。今回の“ベンゾピレンラーメン”波紋でだ。食薬庁は25日、問題のかつお節を使用した4社の9種類のラーメン製品を回収することにし、29日には2社の5種類に減らした。流通期限を確認せず、一部の製品の期限が過ぎていたことが明らかになったのだ。