韓国の企業業績相次ぎ下落、世界の市場にアーニングショックの影(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.24 10:28
業績発表シーズンを迎えた世界の証券市場にアーニングショックの恐怖が濃厚に立ちこめている。
Fnガイドが23日に明らかにしたところによると、証券会社3社以上が推定値を発表した主要上場企業118社のうち77.1%が最近になり第3四半期の営業利益見通しを今年初めより引き下げた。新栄(シンヨン)証券のイ・ギョンス研究員は、「全業種にわたり第3四半期業績が予想値より大きく落ちるアーニングショックの可能性がますます大きくなっている」と話した。また、「わずか1週間の間に分析対象企業の第3四半期営業利益見通しが1.4%下方修正された。特に鉄鋼と通信、航空、機械業種の調整が大きかった」と付け加えた。
大信証券アナリストのイ・デサン氏は、「第2四半期の最終推定値は24兆7000億ウォン(約1兆7855億円)だったが実際には17兆3000億ウォンにすぎず30%のアーニングショックを記録した。第3四半期にもこれと同水準のアーニングショックが来るだろう」との見通しを示した。