欧州委員会、韓国車に対する事前動向観察を拒否
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.24 09:54
欧州委員会が22日、韓国製自動車に対する「事前動向観察」をしないことを決めた。フランスの要求をEUが拒否したもの。これは韓国製自動車にダンピングの疑惑はないという点を明確にしたもので、韓国の自動車メーカーは心配を解消することになった。事前動向観察とは特定製品の輸入が急激に増えた場合に輸入動向をリアルタイムで確認する措置だ。観察結果は緊急輸入制限措置(セーフガード)の判断根拠に使われる。
欧州委員会のカレル・デヒュフト通商担当執行委員はこの日、「韓国製車両に対するフランスの監視要請は法的条件を満たしておらず拒否した」と明らかにした。執行委はまた、「最近EUで韓国製車両の輸入が増えたがフランスに集中したと見る根拠はない」と指摘した。フランスは韓国の自動車メーカーが欧州市場でのシェアを高めるため安値で車を販売していると主張していた。8月にはEUに韓国製自動車に対する監視を要請した。